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「いただきます」を言わせないで!?

先日、職場で話題になったことがありました。

とある小学校で、生徒の母親から、

「給食の時間に、うちの子には『いただきます』と言わせないでほしい。
給食費をちゃんと払っているんだから、言わなくていいではないか」


という意見が出たという。
それがPTAで問題になって、
結局、「いただきます」は言わないでも良い、ってことに
なったとか。
永六輔のラジオでも話題になってたらしいです)

その一方、学校で「いただきます」を言う際
手を合わせることに、「宗教的行為だ」、
と疑問を投げかける人もいるとか。

「お金の問題じゃないでしょ?」って話だとも思うんですが、
一番おかしいと思うのは、
「そんな当たり前のことが学校で問題になる」って事だと思いました。
おかしなことを言い出すお母さんが、学年に一人だけとかだったら、
「まあ、そんな変わった家庭もあるものねぇ!」
って笑い話で済むところが、
わざわざPTAで議題に上るっていうことは、
そう思っている親が、けっこういるっていうこと。


私は、ごはんを食べる前に言う「いただきます」は、
日本古来の美しいことばだと思っています。
また、手を合わせるのは、
「お米やお野菜を作ってくれたみなさん、
美味しくいただきます」
という感謝の気持ちを込めた日本の慣習だと思っています。


人間はいままで宗教と共に生きてきました。
国によって、また人種によって、
様々な宗教が交じり合って、
個性と環境、風習を作り上げていると思います。
日本では、ご飯の前に手を合わせて「いただきます」と、
言う姿、それは日本の文化ではなかったのでしょうか?
宗教を一切排除するとしたら、
日本の伝統や風習はなくなってしまうでしょう。
初詣も、お盆も、お葬式も、結婚式も。

・・・話がそれていきそうなので、
宗教的か否かは置いといて・・・汗
「いただきます」を言うことが大切なのではなく、
「美味しく食べられることに感謝する」気持ちが
大切なんじゃないのかなぁ・・・汗

子供や大人なんか関係なく、
「いただきまぁ〜す楽しい」って言ってるのを
見かけると、なんだか「いいなぁ」って思いませんか?食事
posted by: あみ | 教育 | 22:17 | comments(8) | trackbacks(0) |

お昼休みに、マジメな話題

たまには、職場からお昼休みにマジメなことを書いてみようと思います。
去年の11月、
「児童扶養手当も厚労省当初案から削減幅を1800億円に拡大」
というニュースがありました。

国からは何の援助も政策も立てず、
保育園は常に満員で入れず、児童手当も減額になり、
それで子供をもっと産め、と言うのがおかしいと思います。
そもそも、京都市は財政難なので、生まれてから6歳までの6年間、
月額5000円しか支給されません。おむつ代にもならないわけです。
(もっとも田舎だと、小学校までとか、支給額が一万円であったり
するかもしれません)

京都市内で、認可保育園に預けて働こうと思っても、
「夫婦共に働いている」あるいは、
「次の仕事がすでに内定している」という家庭
でなければ、保育園に入れることができません。
「旦那さんが普通に働いていて、
奥さんが家計を助けるために、アルバイトやパートをしたい」
といった希望条件では、かなり「弱い」です。
選考のときに、落とされる確率大です。

うちの娘が保育園に入るときの倍率は、10倍〜15倍ほどでした。
(地域によって、また入れるクラスによって倍率は全然違います)
しかしなんとか難関をくぐりぬけて、入れることが出来たので幸運でした。

国からの経済的援助もなく、保育園には入ることができない。

子供を生んでも、見てもらえるところがない。

仕事を続けることが出来ないと、
経済的に苦しいので、子供は生まない。

小児科も少ないので、子供が病気になって
連れて行っても、待ち時間3時間は当たり前。

そんな国で、少子化が進むのも、仕方ないことだと思いませんか?
posted by: あみ | 教育 | 13:57 | comments(4) | trackbacks(1) |